IT業界未経験からの転職略歴〔その1〕~新社会人から転職を決意するまで~
では、ここからは私の略歴を紹介したいと思います。
まずは、社会人となってから初めて転職を決意する26歳までの様子などを振り返ってみたいと思います。
実際、こう振り返ってみると、色々あるもんですね~
◆23~25歳◆
大学生時代にアルバイトしていた書店に、そのまま入社して社会人デビューしました。
バイトで慣れ親しんでいる仕事なら、さほど苦労せずに済むのかなと、当時は安易に考えてしまったんですよね^^;
でも、それから数年が経ち、安直な気持ちで入社を決めてしまった事に、ほとほと後悔するハメになってしまったワケなんです。
入社当時、まずは契約社員としてのスタートでした。
数年間働いた実績と成果によって、正社員登用が決まるとの事だったので、正社員の地位をつかみ取るべく、懸命に働きました。
それから2年経ち、現場リーダーを任されるまでになったのですが、その時点では正社員登用の声はかかりませんでした。
そして、そのままズルズルと3年が過ぎるも、相変わらず正社員登用の声はかかる気配がなかったのです。
毎年、契約更新の度に上司に直訴していたのですが、「もう少し待て!」の一点張りで、段々とやる気がそがれ、また将来への不安が高まっていきました。
そして、気がつくとこんな思いにかられるようになりました。
というのは、
●このまま正社員になれず、何年かしたら契約が打ち切りになるんじゃないか?
●契約打ち切りとなったら、転職できる会社はあるのだろうか?
●会社に万が一の事があって離職する事になった場合、すぐに就職できるのだろうか?
●書店員のまま働いていても、自分のウリとなる技術もつかず、つぶしがきかないのではないだろうか?
●給料も安くこのまま昇給もままならない状態が続いたら、将来結婚なんてできない。
●同僚や先輩達もポツポツと辞めていく。みんな生活が厳しいんじゃないか?
●とにかく安月給のままじゃ将来の生活が不安だ。
などなど、日増しに不安ばかりが募っていったのでした。
◆26歳◆
ここで転機が訪れます!
ある日、職場からの帰り道、最寄り駅付近を歩いていると、ある人にばったり出会いました。
それは、以前同じ職場で働いていた元同僚。
ここでは仮にA君という事にしておきます。
久々の再開という事もあり、立ち話もなんなので、最寄りの居酒屋で近況を語り合う事になりました。
よくよく話を聞いてみると、A君は書店員から異業種への転職を果たしていたというのです。
そして、その異業種というのが、現在私がどっぷり漬かっているIT業界でした。
A君の話を聞くと、異業種に移れたという事もさることながら、仕事のやりがいや使命感に燃え、また収入面でも大幅にアップする事ができたというのだから驚きました。
また以前と比べ、生き生きとした表情でアツく語るA君の雰囲気に圧倒され、衝撃を受けてしまったのです。
それに比べ私ときたら...と、逆に自己嫌悪に陥ってしまう始末。
その時は、ほんと自分が情けなくて悔しくて、ただただ憤りを感じたのを覚えています。
自分も精一杯頑張っているんだけど、なんか報われないよなあと...
結局その日はA君の話を聞くだけで終わってしまったのですが、それから数日間は心の中がモヤモヤしたままで、仕事にも身が入らない状態が続きました。
そして意を決し、A君に連絡を取ってIT業界に転職した時の様子を聞いてみる事にしたのです。
あんなに生き生きと働ける環境があるなら、自分もそのIT業界で働いてみたいと。
まあここでも就職した時と同じ安直な気持ちのままの行動だったワケなのですが(汗)
でも、今となってはその行動が現在の自分を作るきっかけになったのですから、ほんと人生って何が起こるかわからないですよね^^;
立ち止まってゆっくり考える事も大切だと思いますが、時には思い立ったらすぐに行動に移すという事も、ほんと大事なんだなと、今になって実感しています。
失敗してもまた挑戦すればいいわけですしね。
とはいえ、私って失敗する事から逃げちゃう傾向があるんですよね(汗)
でも、ほんとその時自分がとった行動だけは、自分を褒めてあげたいな~なんて、我ながら思ったりしています(笑)
では、次回は実際に私が転職活動を開始した頃からの様子を綴ってみたいと思います。